ふるさと納税ってされたことあります？

私はふるさと納税をしたいな〜と何年も思いながらも、なかなか出来ないままついに新制度に移行してしまいました。汗

ふるさと納税って何？

総務省ホームページより

 

「納税」という言葉がついているふるさと納税。実際には、都道府県、市区町村への「寄附」です。
一般的に自治体に寄附をした場合には、確定申告を行うことで、その寄附金額の一部が所得税及び住民税から控除されます。

ですが、ふるさと納税では原則として自己負担額の2,000円を除いた全額が控除の対象となります。

 

つまりふるさと納税とは

好きな地方自治体にいくらか納税（寄付）して確定申告すると、所得税と住民税から還付され、さらに納税に対しての返礼品が返ってくる。

ということで、単純にいうと、お金も返ってきて美味しいお肉や果物なども貰えるってことなんです。

やっぱり嬉しいことですよね。

そんなふるさと納税の中でもかなり人気のあった大阪府泉佐野市。

ですが今回、新ふるさと納税制度では、ちょっと過剰な返礼品を打ち出している泉佐野市は対象自治体から除外されてしまったようです。

もともとは、自分が生まれ育ったふるさとに納税する、ということから始まりましたが、全国どこにでも寄付できるので、返礼品目当ての納税者の増加と、お金集めに走る自治体の増加により、本来の趣旨から脱線しすぎて、とうとう国に返礼品の内容などを規制されるまでになってしまいました。

ふるさと納税の理念

総務省ホームページより

 

• ・第一に、納税者が寄附先を選択する制度であり、選択するからこそ、その使われ方を考えるきっかけとなる制度であること。それは、税に対する意識が高まり、納税の大切さを自分ごととしてとらえる貴重な機会になります。
• ・第二に、生まれ故郷はもちろん、お世話になった地域に、これから応援したい地域へも力になれる制度であること。それは、人を育て自然を守る、地方の環境を育む支援になります。
• ・第三に、自治体が国民に取組をアピールすることでふるさと納税を呼びかけ、自治体間の競争が進むこと。それは、選んでもらうに相応しい、地域のあり方をあらためて考えるきっかけへとつながります。

こういった本来の主旨に反した泉佐野市をはじめ５つの自治体は、今回ふるさと納税から外されてしまうことになりました。

泉佐野市は総務省と真っ向勝負

この件について、総務省の第三者機関（国地方係争処理委員会）は、

泉佐野市を対象から外すのはおかしいんじゃないの？

総務省さん考え直して！！！

と再検討するよう通告しました。

ですが総務省は、やっぱり泉佐野市は対象自治体から外します。

という結論です。

それに対して泉佐野市は、こうなったら法廷で争うしかないよね。

というのが現状のようです。

対象自治体から外されるとどうなるかというと・・・

納税者からのふるさと納税がなくなると、市区町村の税収が減ることになるので結構な打撃になります。

今後の市区町村の予算も大きく変わってくるので、死活問題ですよね。

あ〜だこ〜だで、

法廷闘争が始まりますが、この裁判の結果によっては、ふるさと納税の返礼品の中身はかなり変わってくるかもしれませんね。

本来のふるさと納税の方向性が変わってしまうのはよくないですが、

正直、新制度に移行する前にふるさと納税しておけばよかった〜と思う今日この頃です。笑

なにはともあれ、今年ことはふるさと納税デビューしたいです。