最近特に注目されているプラスチック問題

最近、レジ袋などを筆頭に

プラスチック問題が話題に登ることが多いですよね。

実は年間約800万トン（ジャンボジェット機5万機分）ものプラスチックゴミが、海に流れていて、2050年には魚より、プラスチックゴミの方が多くなる。

といわれています。

海に流れている、と聞くとなんだか、まずは魚たちや海の生物にだけ被害が大きいように聞こえますが、実は人間にとっても、すごいことが起こっています。

オーストラリアの研究グループが日本人を含む世界各国の8人の便を検査したら、なんと全員の便から、プラスチックが検出されたそうです。

またWWF（世界自然保護基金)によると、平均で１週間に約5gのプラスチックが蓄積されている。という報告もあります。

海に流れたプラスチックを、海の生物が食べて、その生物を人間が食べ、人間の体内にもプラスチックが取り込まれている仕組みになっているのです。

さらには、みなさんが”プラ”として出されているゴミの58%は、リサイクルと称していますが、石油で作るプラスチックの原料として燃やしているだけなのです。

そのためプラスチックは、大量に燃やされるので、地球温暖化の１つの要因にもなっています。

プラスチックは、

人間にとっては便利かもしれませんが、海や空気などの環境を破壊して、じわじわ人間を傷つける “諸刃の剣(もろはのつるぎ)” なのかもしれませんね。

2020年7月1日からレジ袋が有料化

プラスチックの話なので、みなさんすでにお気づき、もしくはすでにご存知かもしれませんが、2019年11月1日に環境省や経済産業省の検討会で決定されました。

2020年7月1日からレジ袋が完全に有料化されます。

大きいお店や小さい商店に関係なく公平に有料となるそうです。

すでに有料、もしくはいらないといえば、割り引いてくれるスーパーはありますよね。

この決定により、2020年7月1日を待たずして、どんどん有料化の流れが進んでいきそうです。

先日、H＆Mで買い物をした時も袋10円になっていました。

ユニクロなんかも今後は10円になるそうです。

小さい金額なのでつい買ってしまいそうですが、環境の破壊を考えると、払わなくて済むように普段から

”エコバッグは必ず持ち歩く”

など、一人一人の小さい単位から、できることを行動していかないといけませんね。

正直、ゴミ袋などになるので、レジ袋はとても便利なんですが、これからは、環境のためにも私たち自身のためにも、レジ袋を買うのを控えていきたいと思います。