その前にまずGo Toキャンペーンとは？

総予算1.7兆円…「Go Toキャンペーン」とは？

「Go Toキャンペーン」は、新型コロナウイルイス感染収束後に日本国内の人の流れを創り出し、地域の再活性化につなげることを目的として、観光・運輸業、飲食業、イベント・エンターテインメント業などを対象に、補助金の支出により需要喚起を目指すキャンペーン施策です。

第一次補正予算にて事業総額1兆6,794億円が計上されており、旅行商品を最大半額相当補助する「Go To Travelキャンペーン（予算約1.1兆円）」や、飲食代を2割相当補助する「Go To Eatキャンペーン」、イベントなどのエンターテインメントを2割相当補助する「Go To Eventキャンペーン」などが実施される予定です（7/13時点でイベントや商店街のキャンペーンは委託先公募中、飲食のキャンペーンは7月中旬に委託先公募を開始予定）。

Travel ZooのHPより抜粋

このGo toキャンペーン細かく分けると4つあります。

＊Go To Travel キャンペーン
＊Go To Eat キャンペーン
＊Go To Event キャンペーン
＊Go To 商店街 キャンペーン

これらキャンペーンは順次行われていくようです。

その中でも、一番バッター、Go To Travelキャンペーン が、7月22日より開始されます。

Go To Travelキャンペーンでは、旅行会社や、旅行サイトを利用して予約した国内旅行で、費用の2分の1を負担してくれるものです。

１泊１人当たり最大２万円、日帰りでも最大１万円が還付されるそうです。

7月22日以前に予約した分も事後申請によりお金が帰ってくるみたいですね。

ただし、２つ条件があります。

①：Go To トラベル事業の支援対象の旅行

②：その旅行商品を販売する事業者が、今後Go To トラベル事業の参加登録を受けること

つまり旅行をしても対象外であれば、お金は還付されません。

また還付の申請はご自身で行う必要があるそうです。

いろいろと注意点はありそうですが、・・・とはいえお金が還付されるのは嬉しいですよね。

あともう一つ注意点があります。

個人で宿泊先を予約する際は、交通費は還付の対象外で、宿泊費だけが還付の対象になります。

ですが、旅行業者を通じた交通費や食事もセット販売の旅行だと、交通費等すべて還付の対象となるそうです。

その辺はしっかりプランを立てて、比較する必要がありそうですね。

Go Toキャンペーンはまだ早い？

Go Toキャンペーン自体には大賛成で、旅行好きな私としては、是非利用したいと思っているのですが、このキャンペーンの前提が、コロナ収束後となっています。

６月頃には、そろそろ収束したのかな〜？　と感じさせられましたが、７月に入ってから１日の感染者数が過去最高を記録するなど、現時点では収束したとは考えにくくなりました。

観光業関連で働く方々からすれば、このGo Toキャンペーンはすごく嬉しいキャンペーンなので、どんどんアピールしていきたいと思いますが、最近の感染者数の状況では、正直まだちょっと早いかな？　と感じます。

東京や大阪といった都会など、人口に比例して感染者が多く出ている地域から来てもらっても本当に大丈夫なの？　

経済効果は産んでも、地域にまで感染が及ぶんじゃないの？・・・と、地方の観光地の方は少し不安に思われているのではないでしょうか？

このGo Toキャンペーンに参加する事業者には、コロナ対策をすることが前提だそうですが、本当に安心してこのキャンペーンに乗っかっていいのか、少し不安ですよね。

でも、全て前向きに考えて、しばらくは、コロナ関連のニュースに注意しながら、是非、Go To Travelキャンペーンに参加できるよう国内旅行計画を始めてみませんか？