ストレートネックは病気なの!?

ほとんどの方が一度は耳にしたことがある ”ストレートネック”

実は、最近特に増えてきているようで、現代病とも言われています。

特に、PCやスマホをよく触る方がなりやすいと言われています。

働いている世代ならほぼ全員がストレートネックの予備軍といっても差し支えないですね…。

電車に乗るとほとんどの人がスマホを触っていますから。

PCができた頃からストレートネックはあったんでしょうけど、

ここ数年スマホが出てきてからは急増しているようですね。

そのため、PCやスマホが原因の場合はスマホ首とも呼ばれているそうで、明らかに病気なので注意が必要です。

そもそもストレートネックとは？

人間はもともと、頚椎(けいつい)（首の骨）は、30~40度の緩やかなカーブになっています。

日常のクセや習慣により頭が前に出てきて、

頚椎がまっすぐになることをストレートネックというのです。

ストレートネックになるとどうなるかというと

慢性的な首や肩の凝り、首や肩の痛み、頭痛、耳鳴り、めまい、自律神経失調症、手や腕のシビレなどを引き起こす可能性が出てきます。

頭の重さは、体重の10%ほどと言われていますが、

それを頚椎だけで支えるとなると、とても負担がかかるので、普段から気をつけないといけません。

ストレートネックの予防法は？

まずは、スマホやPCを止めましょう！

・・・とはまさかっ。笑

もはや日常生活にも仕事にもなくてはならない存在にまでなってしまっているので、止めることは出来ません。

まずは

日常生活で以下の事に気をつけてみてください。

1.枕を高くしすぎない

枕が高いとそれだけでストレートネックになってしまいます。

首の下が空洞にならないよう枕を深く、肩まで使いましょう。

本当は、枕がないぐらいの方が、首や肩には良いようです。

2.深く座って顎(あご)を引いて後頭部まで背もたれにつける

私もストレートネック気味ですので、背もたれのある椅子に座っても、意識しないと後頭部が背もたれにつきません。電車や車でも、できるだけもたれさせましょう。

3.常日頃から耳を斜め後ろに引っ張られる意識をもつ

姿勢は日頃の癖や習慣から作られます。

パソコンやスマホを触る時は、耳を斜め上の後ろ方向に引っ張られているような意識を持ちましょう。

そうすると顎もひけて、頭の位置が正しい位置に戻ります。

また、つむじを空に向けて１段階背伸びする意識を持つのも良いですね。

コツの一つに、お腹を凹ますとやりやすいですよ。

最初はすぐ忘れるでしょうけど、何回も意識し直すことで、少しづつ頭を正しい位置に戻してくれます。

コツコツとした小さな努力が良い習慣になりますからね。

というわけで、以上の３つの事を意識するだけでもかなり改善・予防になると思います。

またヨガのレッスン中も、首が前に出たままするのと、正しい位置でするのでは、効果もかなり違ってきますので、是非意識してみてくださいね。

すでに痛みがある方は、早めの診察を！