瞑想というもの。一言で言うなら？

先日受けたヨガレッスンでインストラクターさんが、「瞑想には今のところ、デメリットが一つも発見されていない」

というお話をされていました。

ひと昔前は、瞑想といえば、どちらかというと宗教的なイメージがあったかもしれませんが、近年では、瞑想は、脳にとってすごく良い効果があるということが、科学的にも解明されてきました。

アップル社の故人、スティーブ・ジョブズさんも生前、禅が好きだったことは各界でも有名で、ビジネス界において瞑想が広まったキッカケだったのかもしれません。

以前から、このブログでも瞑想についてはたくさん取り上げてきましたね。

以前のブログ

免疫力アップに繋がる瞑想の効果 　2020.4.17

瞑想するべき５つの理由 　2020.3.15

瞑想の初心者におススメのやり方 　2019.7.4

正直これだけブログに書いているにも関わらず、私も毎日瞑想できているかというと、そうではないのが現状です…。苦笑

ですが、今回受けたインストラクターさんのお話で、改めて真剣にやってみようという気になったのです。

瞑想とは？と聞かれて、正直、私も説明はできるけど、簡単な一言では答えにくいな〜と感じていたのですが、今回のお話で、瞑想とはスノードームのようなものと言われたのです。

そうなんです！

その一言で、モヤモヤしてた瞑想に対する一言がスッキリクリアになりました。

寒い地域のお土産屋さんでよく見かけるスノードームはご存知ですよね。

振ると雪がたくさん舞って景色が見えないですが、ずっと置いていると、雪が全部下に落ちて、中の液体（水？）も綺麗に澄んだ状態になりますよね。

普段、人々は頭の中にたくさんの情報が散らかっている状態がこのスノードームを振った状態と考えてみてください。

瞑想することによって、情報が整理されて、雪が落ちきったクリアなスノードームのように頭の中もクリアになるのです。

とってもわかりやすくないですか？

それを聞いて、ホントわかりやすい例えだな〜と感心しました。

瞑想はスタンプラリー方式？

あともう一つ聞けてよかったのは、瞑想はスタンプラリー方式というお話。

ちゃんとしなきゃとか、長時間しなきゃとかじゃないんです。

ただただ毎日、１分でも５分でもすることによって、瞑想のスタンプを楽しみに集めていくイメージですね。

瞑想は得意不得意にかかわらず、やることに意味があります。

こんな瞑想したからダメとか、こんな瞑想したからすごく上達した。

というわけではなく、その瞑想スタンプを貯めれば貯めるほど健康という効果で返ってきます。

一度すごく良い瞑想ができたからといって、それで満足してやめてしまっては意味がなく、またその状態を保ちたいと追い求めてしまうと、ストレスに変わり瞑想の妨げになります。

５分10分できなくても１分でも良いから毎日やってほしいとインストラクターさんはおっしゃっていました。

瞑想は扁桃体（へんとうたい）の働きを抑え前頭前野（ぜんとうぜんや）を活性化

瞑想で集中力が高まり脳が活性化されると、脳のおでこの方にある前頭前野という機能が活性化されます。

これにより精神的も強くなり、免疫力が向上し、さらには記憶力や仕事の能率アップするのです。

またうつ病などの人は、この前頭前野の働きが弱く、扁桃体という感情を司る部分が活性化され、ストレスホルモンが分泌されやすくなります。

そして、この扁桃体の働きも瞑想をすることにより活性化を抑えられます。

どんな方にも瞑想はオススメですが、特にストレスを抱えている人や、忙しい人ほど、毎日１分でも時間をつくってほしいですね。

是非、みなさんも毎日1分でも瞑想する時間を作ってみてください。

私も瞑想スタンプラリーに挑戦してみます。