食欲をコントロールしているのは脳

お腹が空いていると、ついつい反動で食べすぎてしまうことってありませんか？

いつもならお茶碗軽く一杯のご飯で十分なところ、お腹が空き過ぎていると、いつもより多くご飯をよそってしまったり、お腹が空いた状態でスーパーにお買い物にいくと、余分なお惣菜を買いすぎてしまったり…。

お腹が空き過ぎると、どうしていつもより多く食べてしまうのでしょうか？

その理由として、人の体はエネルギーのもとになる栄養素を脂肪（脂質）として蓄えるシステムがあるからです。

日本は今でこそ裕福な国で、食べ物で溢れていますよね。

ですがそんなこととは関係なく、人間の本能は飢餓をとても恐れています。

食べ物がなくなると死んでしまいますから。

お腹が空き過ぎると、体は危険を感じ、体脂肪を蓄えようと満腹まで食べてしまうのです。

また食欲は、胃が求めているのではなくて、脳が求めています。

そして、脳が求めている物はというと２つ。

それはカロリーと美味しさ。

ご飯を食べたあと、お腹一杯の状態でも、甘い物が食べたくなる方も多いかと思います。

それは、カロリーが満たされているだけでは満足ならず、美味しさをも満たそうとしているわけなんです。

カロリーと美味しさ両方が満たされて、はじめて脳は食べることを止めてくれます。

でも・・・そんな好き放題食べていたら、蓄える体脂肪は増える一方ですよね。

ではその食欲をコントロールするにはどうすればよいのでしょうか？

太らないためにはこまめに食べる？

お腹が空くと、命を守るために脳は食べ物を求めてしまいます。

そこで、お腹が空く前に食べることで、食べ過ぎることをコントロールできるようになります。

食べ物をコントロールしていると言えば、ボディビルダーの方を思い浮かべませんか？

かっこいい筋肉に一切無駄な脂肪のない身体。

以前のブログでもご紹介しましたが、ボディビルダーの方達はこまめな食事、１日５食だったりします。

以前のブログ　2019.07.27

一日何食とりますか？力士とボディビルダーの違い。 

逆に太ることも仕事のうちの力士の方達は、１日２食なんです。

これこそ、飢餓状態に近づくことで、脳が食べ物を求める原理を利用しているのではないでしょうか。

ただ、忘れてはいけないのは、こまめに食べようが、食べすぎると太る！ということです。

こまめに食べることによって、脳は食べすぎないようにコントロールしやすくなるので、いつも食べすぎてしまう方は、少し『こまめに食べる』を意識してみてはいかがでしょうか？

私は、普段から間食が好きで、１〜２時間の休憩のたびに何か口さみしくてお菓子などを摘んでしまいます。

そのせいか、お腹が空き過ぎる事は無く、１日３回の食事時には、一般的な１人前の量を食べ切ることができず、ほぼ７〜8分目の量で満足しています。

そのおかげなのか、長年、体重の変化はほとんどありません。

しかし、年齢のせいにしてしまいますが、最近 、少し脇腹の脂肪が気になりだしてきました。泣笑

しっかりヨガで代謝を上げないといけませんね！！！