右肩上がりで増え続けているガン

実は、現在日本人が一番多くかかっているガンは大腸がんです。

この大腸ガンは生活習慣と深く関わっています。

なにしろ、腸は私たちが食べたり飲んだりしたものを、排出する際に必ず通ります。

ですが、腸の内側には神経が通っていなくて、いくら暴飲暴食をして、炎症が起きていても痛みを感じなく、ひどくなるまで気づかないのです。

この腸が炎症を起こしている状態を「腸がむくんでいる」と言います。

腸がむくんでいる状態だと、お腹に違和感があったり、押すと痛みがあったり、お酒を飲むと下痢が続いたりするそうです。

この状態が続けば、腸内で出血したり、ポリープができたりします。

このポリープが悪性化したものが大腸がんです。

というわけで、腸のむくみが大腸がんのリスクを高めてしまいます。

腸のむくみの原因と改善方法は？

腸のむくみとは、腸が余計な水分を含み、むくんだ状態のこと。

腸のむくみは生活習慣によって引き起こされます。

主な原因は血流の停滞

　1.お酒を大量に飲む

　2.動物性脂肪の多い食事

　3.水分不足による慢性的な便秘

　4.運動不足

　　etc.

これらを予防することは腸のむくみを防ぎ＝大腸がんの予防につながります。

予防するためには、

　＊週二日以上の休腸日（休肝日）

　＊動物性脂肪を控え、発酵食品と食物繊維を摂る

　＊1日2リットル以上の水を飲む

　＊運動不足の解消

　（運動していない人は1日30分のウォーキング）

を心がけると良いですね。

もちろんヨガでしっかり身体を動かすのも効果的です。

いかがでしょうか？

どれもちょっと実行するのはつらいけど、できなくはない様なことばかりですよね…。

私も、腸のむくみを少し感じているので、できる限り実践してみたいと思います。

便通の異常やお腹に違和感や痛みを感じた場合は、必ず早めに消化器内科専門医を受診がオススメです。

普段からの予防を心がけ、大腸がんを吹き飛ばしていきましょう。