今夜の献立は何にする？

料理の献立って考えることって大変ですよね。

趣味が料理の方なら、楽しくて仕方ないかもしれませんが、そうではない方にとっては、今日作ってもすぐに明日はやってきて、また何を作るか考える。

こんな毎日を繰り返していると、本当に何も考えたくなくなってきます。

この何も考えたくない状態は、決断することに疲れている状態なんです。

人間は１日に、おそよ35000回ほど決断しているそうです。

そして、この決断をするたびに、脳のドーパミン（やる気のもと）を消費します。

＊脳内物質「ドーパミン」は、人間の脳の部位「側坐核（そくざかく）」から分泌されるもの

このドーパミンが消耗されてくると、何も考えたくない、何もしたくないという状態になるのです。

この決断に疲れている状態を示すサインがあります。

＊すぐには決められず後回しにしてしまう。

＊感情で衝動的に決めてしまう。

＊決断するポジションを避けようとする。

＊全然決められず優柔不断になる。

　etc…

また

この決断に疲れている状態だと、親しい人に簡単な質問を投げかけられただけで、イライラしてしまったり、答えられなかったり、本来なら楽しいはずの、週末や連休の予定を立てるのがとても憂鬱になったりします。

では、こんな風に疲れてしまったら、一体どうしたら良いのでしょうか？

心に余裕を作る方法とは？

❶.しっかり寝る

当たり前すぎますが、まずはしっかり寝ること。

どれくらいの睡眠が必要なのかは、人によって違いますが、日本人は世界的に見ても、睡眠不足が深刻化しています。

みなさんもっと寝ましょう。

以前のブログ　2020.07.26

あなたの睡眠足りてる？この指標が当てはまるなら要注意！ 

❷.ほっと一息できる時間をつくる

ソファーでぼーっとする、湯船に浸かるなどの、自分がほっと一息つける時間を作ってあげましょう。

もちろん瞑想などもオススメです。

以前のブログ　2020.06.22

瞑想にはメリットしかない？今すぐ始めるべき理由とは？ 

❸.優先順位をつける

午前中に大切なことを決断する。

決断は早めにする方がGOOD！

夕方や夜になってくるにつれ、だんだん思考も鈍ってきます。

❹.習慣化する

例えば、アップルコンピューターの創設者スティーブ・ジョブズは、１種類の服を何枚ももっていたそうです。

そうすれば今日何を着るかについて考える必要がなくなり、決断することが１つ減ります。

さすがに毎日同じデザインの服だと、たとえ別の服だとしても世間体が気になりますね。

季節ごとに３日〜４日周期で着る服を決めてしまいましょう。

明日何を着ようか？・・・に悩む必要はなくなります。

献立でいうと、毎週金曜日はカレーなど決めてしまうと、考える回数も減るのではないでしょうか？

＊旧海軍では、長い艦上生活に曜日感覚を失わないために週末にカレーが出されていたことから、現在でも、海上自衛隊で毎週金曜日のお昼にカレーライスが食べられています。

他にも、

寝る時間は、〇〇時

買い物に行くタイミングは、〇曜日の〇〇時

外食は、週○回、〇曜日

などと決めてしまうことで、決断する回数を減らせます。

このように生活の中で、決め事を作っていくことが、余計な決断ストレスを減らせ、少しずつ心に余裕がでてきます。

最近疲れているな〜！と感じた時は、是非このように、習慣化できることを増やして、決断回数を減らしてみてくださいね。

心に余裕ができ、さらに良いアイデアが浮かんで、ますます楽しい生き方ができるはずですから。